今日から大学入学共通テストがスタート。
開始まで右往左往したテストだが、旧来のセンター試験との違いがどれほどあるものなのか。
今後、本テストの位置付けについて議論がなされるだろう。
最後まで勉強を続けて大学に進学する生徒が少なくなっている現状を見ている者としては、高校生の学習効果を高める試験であって欲しい。
10代に考え抜いたという経験は何物にも代え難いものだから。
今月で高橋先生が退職されることになった。
彼との思い出をここで書くことはしないが、
当社の第一号社員であるため、なかなか濃い経験をしてもらった。
フレック学習塾のスローガンである
を一番、理解し実践してくれた先生だった。
次の職場も同業ではあるが、当社の指導方針とは180度違うというのがおもしろい。
学習塾業界では、様々な変革が起きている。
試験の内容もコロコロと変わるだろう。
しかし学習というのは生徒の思考が中心にあり、講師がそれを盛り立てる役割というのはこの先も変わらないと思う。
高橋先生はそれが実践できる先生なので、これからも良い先生であり続けると確信している。
昨日で夏期講習が終了。
例年よりも短い夏期講習だったが、色々と配慮が必要な講習でもあった。
幸いにも当塾では、例年よりも多くの生徒さんが夏期講習に参加いただいた。
優秀なスタッフ達と共に、学び・考える場を維持できたことを誇りに思う。
来月、社会状況がどうなっているかは誰もわからない。
難しい選択を迫られることもあるだろう。
しかし、学び・考える場としてのフレック学習塾を続けていかなくてならない。
それは日々、難問と格闘している生徒達へのメッセージだ。
社会も個人も不安定であることを強く認識した日々であった。
今後、自分の置かれた環境が安定的なものになることはないだろう。
ある日突然、当たり前に享受していたものがなくなり、自分の非力さを悔やむことがあるかもしれない。
これからは不安定な社会で生きていくことが求められる。
生き抜くために必要なことは、置かれた環境で選択と集中を繰り返していけば良いだけだ。
惰性で生きてはいけない。
変化を直視して、自分の思考と行動を変えていく必要がある。
企業としては、一つ貴重な経験値を積み上げられたのでよかった。
また日々、前向きに歩み続けたい。
それにしても株価は異常なほど上がっている。
金融相場後のバブルが来るか注視しており、どちらに転んでも対応できるように準備しておこう。
年初から当塾に距離的に通塾できなくなった生徒をLINEで指導をしている。
これが結構、良い効果を生んでいるようで、
生徒からの質問の質が格段によくなっている。
LINEでは主に画像や文字だけのやり取りとなるのでとてもシンプル。
生徒からの質問からその日の指導が始まる。
ちゃんと質問をしないと私に伝わらない。
よって、解説のこの部分がわかりませんとピンポイントに質問をしてくれている。
逆を言うとある程度まで解説を読み込んでから質問をしてくるので、
明らかに自分の頭で考えてから質問している。
私はわかりやすい動画授業を主とした勉強は反対だ。
問題を通して自分の頭で考えることが大事であり、そこに一番時間を使うべきである。
そもそも勉強というのは、わかりにく社会に出ていく子供達に思考という武器を身に付けてもらうためのものだと思っている。
関数の最大値が求められなくても社会で生きていける。
最大値を求められることが重要ではなく、求められるようになるまでのプロセスに学びがあるのだ。
そのプロセスに教える側がズカズカと入り込んで、生徒の思考を奪ってはいけない。
LINEというシンプルなツールが生徒と指導側に程よい距離感を生み出してくれた。
LINE等を使った遠隔の指導もそれなりのメリットがあるのだ。
明日以降も通常通り授業を実施し、自習室も開放いたします。
状況次第で遠隔での指導となる場合もあります(skype、LINE、メールなどを利用)。
最新の情報は塾のホームページでお知らせいたしますので、何卒ご確認のほどよろしくお願いします。
当塾では、各教室の換気をこまめに行います。
また、生徒様にて発熱、連続する咳などが見られた場合は、ご帰宅いただく場合がございますのでご了承ください。
発熱等の症状が見られる場合は、無理をして通塾せず、休塾等のご対応をお願いします。
久しぶりの投稿。
長年、事業をしていると不可抗力に対して耐性ができる。
自分の力ではどうしようもないこと
職員に任せて結果を受け止めること
起きていることを受け止めて、意識を次に向けていく。
そんな感覚を持てたのは大きいと思う。
しかし、それが「あきらめ」になってはいけない。
改善する余地があるならば、しっかりと改善することが重要。
自分がベテランの境地に達したことを自覚しつつ、
前向きにいきたいものだ。