あきらめた瞬間に終わる
生徒を指導して、たまに察知するのが
「あっ、(この生徒は)今、理解するのを諦めたな」
という瞬間です。
私は、しつこい人間なので、本当に理解しているのか、
あらゆる角度で確かめます。
わからない問題を聞かれた時も実際に解いて教えることはしません。
類似の問題や根本的な原理を説明して、あくまでも自分で解かせます。
大人になってもそうですが、
諦めた瞬間にすべてが終わります。
ズルズルと中途半端な結果を残していくだけになります。
生徒達には、そんな大人になってほしくないので、
いろいろなアプローチで「考える」という場に戻します。
そこに生きる糧があるからです。