夏期講習を通して得た指導の方向性
夏期講習が終了しました。
人生で一番、短く感じた夏でした。
それは一方で、とても充実した夏だったとも言えます。
私の塾には、様々な課題を持った生徒が通っています。
大手の塾とあわなかったり、入塾を断られた生徒さんもいます。
生徒それぞれの課題に正面から向き合うことができる塾は少ないのでしょう。
確かにビジネスという面で考えた場合、
個別対応をする事項が増えれば増えるほど、
コスト増になり、運営が厳しくなります。
しかし、私は「集中力がない」「成績が極端に悪い」
などの生徒の成績を上げてこそ塾の価値があると考えています。
業務効率を上げ、無駄なコストをどんどん削減すれば、
十分にビジネスとしても成り立ちます。
当塾では、学習面で大きな課題を持った生徒を多くいます。
一方でどこの高校でも合格できるのでは・・・というような秀才もいます。
多様な生徒が一緒の教室で切磋琢磨できる寺子屋のような環境が
私は好きです。
多様な生徒と向き合うために必要なことは
「やさしく丁寧に教える」ことです。
この一言に尽きます。
このテーマで実践続けるのは難しいところですが、
創意工夫をして頑張っていきたいと思います。
北海道に旅行に行っていたという生徒からお土産
オーストラリアに短期留学に行っていた生徒からお土産
結局、この夏は東京から一歩も出ませんでした。
そんな夏があっても良いでしょう。