ニコカテぶろぐ

感性を信じる学習塾経営者のつぶやき

文京区千石、北区西ケ原にて小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

寛容さと適合性を身につける場として

 

当社が運営する塾は、寺子屋のような指導形態なので、

実に様々な生徒さんが一緒に勉強しています。

 

大学入試の難しい媒介変数を勉強している横で、

都立のトップ高を目指して、確率を勉強している子がいます。

高校生にとっては、中学生や小学生には負けてられないと思うでしょう。

中学生にとっては、その先の勉強にイメージが持て、

点ではなく線で勉強することができます。

 

また、アルバイトしながら大学受験を目指す浪人生もいます。

每日、アルバイトをした後に塾に来て、

遅くまで勉強されているわけですが、やはり気合の入り方が違います。

自ら身銭を切って勉強している生徒がいることは、

他の生徒さんに対して良い刺激になっています。

 

今年のセンター試験の第一問の論説文である

「キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像」は、

キャラという「個性」の有用性と異質なものを排除する個人につい述べたものでした。

個人的にとても良い文章だと思い、早速図書館で原作を借りて読みました。

 

作者が後半で述べている「異質なものと接することへの慣れ」は、

大いに共感しました。

 

当塾は、生徒たちが、社会への「寛容さ」と「適合性」を身につけてくれる場であり続けたいと思います。