数学も仕事も完全思考型ではない
夏期講習も残すところ、あと一週間となりました。
教室をオープンして2度目の夏期講習ということですが、
今回は新校舎の開校と生徒数が去年の2倍強多くなったため、
想定外のことも多々ありました。
なんでもそうてすが、想定外のことは必ず起きます。
というか、想定外の事案に対して的確に対処できかどうかが、
問われていると思います。
大学受験組の生徒から、数学が伸びないという相談をいただきました。
この時期から過去問や模擬試験など、これまで解いたことがない問題に挑戦する機会が増えます。
そのような問題を目の前にした時に解法が浮かばないという生徒さんは多いです。
数学は、まずはチャート式などの典型的な問題、解法が掲載されている問題集を使ってまずは解法を頭に叩き込むことが必要です。
チャート式レベルの問題に対して、「こんな解法は思いつかない!」と悩んではいけません。まずは覚えましょう。
数学は完全思考型の学問ではないのです。
先人が編み出した解法を基にして、個々の問題に挑戦する学問です。
長くなりましたが、これは日常の仕事でも同じです。
一般的なビジネス知識、対象顧客のニーズなどを把握したうえで、
自分のオリジナルを出していくことが大事です。
自分の思考の中だけで成立するものではありません。