ニコカテぶろぐ

感性を信じる学習塾経営者のつぶやき

文京区千石、北区西ケ原にて小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

生徒がカンニングをしていて思ったこと

とある生徒がカンニングしていた。

一瞬、目が合い「しまった」という顔をしていた。

見たときは、コラコラという気持ちだったが、

すぐに申し訳ない経験をさせてしまったと考え、落ち込んだ。

 

勉強は自分のためにするものだ。

数年後の入試に向けて、基礎力を付けるために小テストをするわけだが、

カンニングをして満点を取っても意味がない。

むしろ、自分が覚えていない事項はどこかを確認するために、

間違った問題をやり直すことに価値がある。

そんな基本的な認識も私は生徒たちに伝えられていなかったのだ。

 

私は、生徒の尊い人生において、「カンニング」という経験をさせてしまったことを強く反省したい。

 

勉強に対する姿勢を教えるのは、講師の責任であり、

自分がこのフレック学習塾を設立した目的の一つでもある。

 

何のために勉強するのか、

その先に何があるのか、

これからしっかりと伝えていきたいと思う。