生徒がカンニングをしていて思ったこと
とある生徒がカンニングしていた。
一瞬、目が合い「しまった」という顔をしていた。
見たときは、コラコラという気持ちだったが、
すぐに申し訳ない経験をさせてしまったと考え、落ち込んだ。
勉強は自分のためにするものだ。
数年後の入試に向けて、基礎力を付けるために小テストをするわけだが、
カンニングをして満点を取っても意味がない。
むしろ、自分が覚えていない事項はどこかを確認するために、
間違った問題をやり直すことに価値がある。
そんな基本的な認識も私は生徒たちに伝えられていなかったのだ。
私は、生徒の尊い人生において、「カンニング」という経験をさせてしまったことを強く反省したい。
勉強に対する姿勢を教えるのは、講師の責任であり、
自分がこのフレック学習塾を設立した目的の一つでもある。
何のために勉強するのか、
その先に何があるのか、
これからしっかりと伝えていきたいと思う。