蓄積の向こうに
フレック学習塾の教育方針の一つに「生徒に考えさせる」というものがある。
それは、未知の問題や抽象的な問題に対して、
自分で考える癖を持ってもらうためだ。
抽象的な問いかけは、社会に出たらどっと押し寄せてくる。
自分で結論を出せない人間は、ただ闇雲にネットや書籍に答えを探すだろう。
しかし、本当の答えは自分の中にしかない。
それは、自分が持っている知識、経験、思考の中で生まれる。
何かの理由で立ち止まった時にそれまでの蓄積が試されるのだ。
蓄積がないものは停滞するだけとなる。
社会から隔離された囚人のように。
知識があれば、正解に進める。
自信があれば、前に進める。
思考があれば、自分らしく進める。
生徒達にいろいろなことを蓄積させるのが、学習塾の使命だ。