ニコカテぶろぐ

感性を信じる学習塾経営者のつぶやき

文京区千石、北区西ケ原にて小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

私なりの「働き方」

生徒の数がまた増えてきた。

季節的な要因もあると思うが、ある保護者の方が当塾をオススメしていただいているようだ。

とてもありがたい話であり、期待を裏切ってはいけないと思っている。

 

開業から一貫して、広告は打たない方針で来ている。

さらに今年から教室を3階に移し、道路からの視認性はゼロに近い。

教室は4倍近く広くなったが、外からはわからない。

一般的に学習塾の運営で必要とされる業務をかなり削った。

  • 塾内の会議はほとんどしない。
  • 学校や教材会社の説明会などに出席しない。
  • 定期の保護者面談や保護者会は実施しない。
  • ビラ配りはしない。

えっ!大丈夫?やる気あるの???とか言われそうだが、

無駄な気力や体力を浪費するよりも指導の質を上げたいと考えている。

 

塾が始まるまでの時間(だいたい16時くらい)は、自分のために時間を使っている。

睡眠をしっかりとり、食事も全て自炊している。

散歩をしたり、友人と会って話をしたり、趣味に没頭したりしている。

そのおかげで塾の指導時間は、かなり集中できている。

当塾の指導は、その場で質問を受けて解説をする流れなので、前もって準備はできない。

生徒の理解度や性格にあわせて説明する方法や言葉を変えて対応する必要がある。

指導はまさに「生もの」。一瞬の勝負だ。

指導に全集中力と体力を注げれば良いと考えている。

 

20代の時と比べて仕事時間は半分以下だが、集中力は格段に上がった。

組織に縛られることなく働いてきた経験から得た、私なりの「働き方」だ。