最後は自分一人の戦い
新規に入塾を検討される体験生がポツポツと増えてきた。
当塾は新学年に向けて、特別に折り込みチラシを入れるなど派手な広告を打たない。
そんな時間があるなら既存の生徒の指導に力を入れたいからだ。
自分達の塾が何を重視しているのかは、講師間でしっかりと共有していく必要がある。
わかっているつもりでも、日々の意識が行動を決めるため、
その継続は簡単なことではない。
・時間を大事にする。
・健康に気をつける。
誰もがその重要性を知っていても、そのための行動は続かない。
それは意識が甘いからだ。
日々、継続できる意識が必要となる。
学習指導の場で必要な意識は
「この生徒が自分一人で解けるようになるのか」
だと思っている。
わかりやすい図を書いて説明して、わかった気にさせても本番で一人で解けない。
解きやすい解法を教えても、少し題意を変えられると解法を微修正できない。
そんな指導は不完全だ。
とにかく生徒に悩ませ、考えさせること、そして考えたこと、悩んだことを褒めることも大事だ。
何事も最後は自分一人の戦いになる。
中学、高校生にもなって親がべったりと学習管理をしているのなら、
「一人の戦い」という貴重な経験を奪っていることになる。