講師は、正面から向き合い、説明する気概を持て
「教えることは希望を語ることであり、学ぶことは誠実を胸に刻むことである」
最近、出会った言葉です。
学習塾という場所は、生徒の成績を上げることはもちろんですが、
それ以上の存在として在り続ける必要があると考えています。
子供たちが起きている時間の大半を使う「学習」という行為に
正面から向き合うのが学習塾です。
表面的には面白くない学習に意識を集中させるのは、とても高度な作業です。
大量の宿題を出したり、
小テストを繰り返したり、
解法を公式化して覚えさせたり、
手を抜こうと思えば、抜くことはできます。
しかし、生徒が本当にわかっていない箇所をえぐり出し、
正面から向き合い、説明する気概が講師には求められます。
「あ〜、なるほど!」
という言葉ほど、嬉しい発言はありません。
生徒たちは、深い理解を経て新しい感性を掴むことができます。
そして、自分の可能性に気づき、
「こんなこともできるかも!」という希望が広がり、
他者にやさしくなります。
受動的に与えられた目の前にある問題に対して及び腰になるのか、
それとも自ら問題を選び、考え、理解するのか、
大きな違いがあります。
当塾の生徒には、「考えたら、わかるんだ」という感性を掴んでもらいと思います。
生徒数が50名を超え、ますます活気のある教室になりました。
引き続き、笑いあり、質問ありの教室運営を目指しております。