ニコカテぶろぐ

感性を信じる学習塾経営者のつぶやき

文京区千石、北区西ケ原にて小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

講師の質を上げていくこと

講師の質を向上し続けるために必要なことは

  1. 講師が体力的にも精神的にも余裕を持って授業ができる。
  2. 自分の指導に改善の余地があることを常に認識している。

だと思う。

 

まず、講師に余裕がないと授業に活気がなく、つまらない。

学習塾は学校よりも密度の濃い授業が求められているので、

講師はかなりの気概を持って授業に臨む必要がある。

巻き戻しは許されない。1秒1秒が真剣勝負でなくてはならない。

 

レック学習塾では、45分と長めの休憩を取ってもらうことにした。

また、休憩中に教室にいると気分転換ができないと考え、

Quoカードを渡し、近くにファミレス等で一服してもらうようにしている。

この制度導入してから、なんとなく講師に余裕が生まれ、

意識が自分だけでなく、外にも向いてきた印象がある。

 

また、講師は自分が勉強してきた方法に絶対的な自信があり、

それを高らかに語り、授業に反映しがちだ。

しかし、講師がしてきたような学習方法がどの生徒に合うわけもなく、

何よりも生徒が積極的に勉強をする気持ちがあるわけでもないことを認識しなければならない。

説明の方法も生徒にヒットする時と、ヒットしない時がある。

自分の指導方法には、まだまだ改善の余地があることを素直に認め、

常に改善していくことが大事だ。

 

この点については、なかなか自分自身ではわからないと思うので、

私の方から指摘することにした。

これまでは経験豊富な講師の自主性に任せていたが、

第三者である私が客観的な視点から意見を言うことは大事であると認識するに至った。

なので、これからはどんどんと意見を言おうと思う。

それを聞いて、各講師がどのように対応をしていくかは見守っていくつもりだ。

 

自分自身も塾経営、指導方法について改善の余地が常にあると考え、

改善していきたいと思う。