ニコカテぶろぐ

感性を信じる学習塾経営者のつぶやき

文京区千石、北区西ケ原にて小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

優秀な人材をこの業界に引き込みたい

人に教えることが好きだ、という人は世の中に多くいる。

学生時代に塾や家庭教師のバイトが充実していたという人もいるだろう。

しかし、大学卒業後に学習塾へ就職する人は少ない。

考えられる理由として

  1. 教育業界よりも興味のある業界がある
  2. 教育業界は興味あるけど激務(という印象)
  3. 給料が安い

1の理由は、積極的に他の仕事を選んでいるので良いとして、2と3の理由は解決可能な理由だと考えている。

業務効率を高める。

社員には必要最低限の業務を求め、とにかく授業に集中してもらう。そのために業務ツールを活用し、業務効率を極限にまで高める。無駄な報告、会議はやめて、とにかく授業に集中してもらう。

無駄なコストをかけない

折り込みチラシなど効果が薄い広告はやめる。というか広告なんていらない。良い指導をしていたら口コミで生徒は集まる。固定費を下げる努力をする。家賃は重要。割安な家賃の物件を借りること。

生徒が自ら勉強する環境・機会を作る

自習室や小テストなど生徒が自ら勉強する仕組みを作る。塾側が手取り足取り教える環境は講師側が疲弊するだけだし、何よりもそんな環境で勉強した生徒は大学受験以降で挫折する可能性が高い。

授業料を安くしない

生徒を集めるために授業料を割り引いたりしない。期間限定で入塾金無料とか、先に入塾金を払った人達に対して不義理だと思う。

社員の話に耳を傾ける

社員は経営者とはマインドが違う。経営者目線で働いて欲しいなどと思うのは愚かな考えで、社員は家族を持ち、プライベートを持っている。そのことを念頭に置いて、年間勤務スケジュール、1日の労働時間を調整する。

 

上記はすべて「質の高い指導」につながってくる。

それがすべてを好転してくれる。

 

私は塾の経営者として、質の高い指導を一人でも多くの生徒に提供したいと考えている。

そのために、優秀な人材が教育業界に入ってきてくれるような環境を用意するのが自分の使命だ。

 

そんなことを考えながら日々、試行錯誤をしている。