生徒に声がけをするタイミング
日々の指導で気を付けていることは、生徒への声掛けです。
フレック学習塾は、各生徒に必要なアプトプット(問題演習)を通して、
問題と向き合い、考える力を付けてもらっています。
そのことから、なんとなく曖昧な理解で解いている様子が見て取れたら、
すかさず、「どうやって、この答えを出したの?』
と質問をするようにしています。
何事もそうですが、十分に理解していない事項を他人に説明することはできません。
質問された生徒も上手く説明できないことで、
何がわかっていないのかを認識することができます。
そして、いろいろ対話をする中で正確に理解をしてもらい
もう一度、自分で解いてもらいます。
講師自身が解いてしましい、生徒はその解き方をただ見ているのと、
自分で解くのは、その経験値に雲泥の差があります。
特に数学、物理、化学、理科などの理系科目は大きな差が出ます。
本当に理解した時、あれほど曖昧だった問題が、
パッと解く道筋がわかる問題に変わります。
そのような経験をしてもらうことが講師の務めであると考えています。
そのために適切なタイミングで声掛けをしています。
このタイミングがとても大事で、
早すぎると何がわかっていないのか、
わからない状態で核心部分を先に教えてしまうので、
学ぶ意義や面白さを実感することができません。
生徒の手の動き、表情、問題の難易度などを総合的に判断して、
声掛けをするタイミングを見計らっています。