ニコカテぶろぐ

感性を信じる学習塾経営者のつぶやき

文京区千石、北区西ケ原にて小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

中学3年生の入試が終了して想ったこと

中学3年生8名の入試が終了しました。

8名中5名が第一志望の高校に合格し、3名は第二希望の高校へと進学することとなりました。

8名の生徒さんは全員、よく頑張ってくれたと思います。

 

今回の受験を通して改めて合格するために必要なことは

・理解への執着心

・淡々と勉強を続けること

だと思いました。

 

問題集にマル(◯)を付けることに意識がいってしまい、

「10問中、8問正解したから良いか」

で終わってしまってはいけません。

解けなかった問題にこそ価値があるわけで、

正解した8問に意識を向いているようでは、学力は上がらないでしょう。

間違った問題だけに意識が向き、

「なぜこのように解くのか、解けるのか」という理解への執着心が強い生徒さんは、最後まで成績が伸び続けます。

 

また、いろいろな情報を得て焦ってしまい、これもあれもと手を付けたことで、

前述の理解への執着が薄れ、

問題をこなすだけになってしまうという罠に陥ることもあります。

自分の勉強方法を信じて、淡々と勉強を続ける心も成績を伸ばし続けます。

 

今回の結果を経て、当塾も反省すべき点は反省し、

良かったなと思う点は継続していきたいと思います。

特に来年は難関校を目指す生徒さんが多く出そうなので、

かなり気合を入れていかないと当塾の存在意義が問われる年度になります。

 

  • 「やさしく丁寧に」
  • 「わかりたい」「考えたい」を育てたい

 

この2つの基本路線に良い点を加えつつ、受験に向けて先週から既にスタートを切っています。